神の雫/Drops of God シーズン2の3の情報・感想・評価

エピソード03
第3話
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あらすじ
カミーユと一青の探求は、彼らをジョージアの奥深い田園地方へと導き、そこで秘められたブドウ畑と、唯一無二のワインを発見する。しかし、彼らはブドウ畑の所有者に敵と誤解されたことで、数十年にわたる家族間の争いに巻き込まれる。そこでは、タマルとダビトの姉弟が、ブドウ畑の相続を巡って争っていた。
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orangejuice

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謎のワインを求める旅。舞台はジョージアのトリビシ。 一青の、いまだ競争相手かのような冷たく頑なな態度に振り回されるカミーユ。 案内人とともにカルトリの修道院に向かう。だが修道士からは拒絶され葡萄も探しているハーベモントではない、、、 地元の住人からスプラと呼ばれるホームパーティーのような集まりに偶然招待されるが、2人は警戒され追い出されてしまう。 暗闇と過去の幻影に苦しむ一青。 一青の態度にたまりかねたカミーユは一青に、帰って欲しいなら私は諦めて帰ると告げると、一青は少し表情がゆるみ残ってほしいと答えた。 この一瞬の甘えたような表情から、彼は自分の中の得体の知れない恐怖や苛立ちを、カミーユにだけはぶつけられる関係だったんだと感じとれる。 スプラで出会ったワイン生産者、タマルの葡萄畑を突き止め、そこでついにハーベモントに出会うが、偶然、姉弟間の所有をめぐる争いに出くわす。 それをきっかけに、求めていたワインはここから盗まれていたことを知らされる。そしてこの貴重なワインは、その争いによって生産の危機にあることを知る。 一青はそこでふるまってもらったワインを口にした途端、気を失ってしまった。海で溺れる映像とともに。。 タマルのため、弁護士や弟のダビドに会いに行くなど奔走するカミーユ。そして、少しずつカミーユに心を開く一青。 ワインを盗んだフランス人のプーランク。彼は世界一のワインはフランス産だと信じていたが、タマルの父が作った特別なワインに”神が見える”と。 けれど一青にとっては、神ではなく月だった。そしてそれは海に引きずり込まれる悪夢になったと。抱えきれない恐怖と怒りを感じると言う彼に、タマルは、それは怒りじゃなく悲しみだと。 一方、日本では、一青の体調を心配した仄香が、博和の住む一人暮らしの部屋を訪ねる。母なのだから自分で確認すればいいと突き放す博和。 カミーユは、ビジネスのため一族の大切な畑を処分しようとするダビドに、自分が買うことを申し出るも断られる。 壮大な自然の美しさに癒されつつも、すべての関係が、その関係が濃いほどギクシャクしていて心が削られる。 一青とカミーユのキャラクターは対象的。2人とも頑固だったり行動力が高いのは共通しているけど、カミーユは陽、一青は隠のように感じる。 カミーユは外交的で外に向かって一心に突き進むけれど、一青はワインへの探究心とともに自己の深い部分へと常に気持ちが向かっている感じだ。一緒に同じ景色を見ていても、カミーユには昼の太陽の光の中の世界、一青にとっては月の仄暗い夜の世界ぐらい、見えてるものが違うのではと感じる。 そして、カミーユは自分の力で切り拓いて行けると未知の世界に飛び込んで行くけど、一青は、見えない何かに心を縛られ苦しみ続けている。 愛を受けて育ったかそうでないか。この2人の違いがそこにもとづいてるみたいにも感じる。