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斯卡羅 SEQALU:Formosa 1867(原題)のruiのレビュー・感想・評価

3.2
台湾19世紀の歴史を描く大河ドラマ。原作は台湾の作家・陳耀昌(チェンヤオチャン)の小説『フォルモサに咲く花』(原題『傀儡花』)

1867年に台湾南部で起きた「ローバー号事件」を基に、一部脚色のうえ、台湾複数民族(原住民、平埔族、福佬人、客家人)とアメリカ軍、清朝が衝突し、後世の歴史にも影響を残す激動の時代を描いている。

パイワン族語、台湾語、客家語、英語、北京語、一部フランス語と複数の言語が用いられ、台湾人でも字幕なしでは全てを理解できない。複雑な時代背景なので、歴史や関係民族の説明がやや長く感じ、所々シーンの転換が分かりづらい気がするが、台湾の複数民族の歴史背景を理解するいいきっかけになるかなと思った。

▼ あらすじ、登場人物
https://diary-ry.com/2021/08/29/2593/
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