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D.P. -脱走兵追跡官-のKEiGOのネタバレレビュー・内容・結末

D.P. -脱走兵追跡官-(2021年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

職場の先輩に勧められて観ました。何を隠そうその先輩は韓国人で、もちろんご自身も徴兵に行ったことがある方。ゆえに先輩が言う「”韓国”を描いた作品の中で『D.P.』が一番リアルだ」という言葉にとても興味が湧きました。軍律の度を超えた過度ないじめや体罰も含めてリアルだと。
第4話「モンティ・ホール問題」が一番このドラマを象徴した回だったと思います。推理とアクション、人間模様、社会を描くバランスが絶妙でとてもよかったです。第5,6話はクライマックスにかけてひたすらに重たい方向へ階段を登り続けましたね。南と北の関係、誰も手を差し伸べない社会に対する怒り。それをどう変えていけるかというアン・ジュノの孤独な戦いに胸が震えました。近年稀な骨太ドラマでしたね。『アバランチ』ぶりの大当たりだったな。
7/28よりシーズン2が配信されるとのことで首を長くして待ってます!
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