前半は、色んな問題をはらみながらも軽快に見せるんだけど、後半からは本当に重い。
でもヘインくんとクギョファン氏のケミがすごく良くて、あっという間に観終えてしまう。
韓国のエンタメが世界的に好調の裏で隠れてしまいがちな韓国社会の問題のひとつを、こうしてドラマ化できるのはすごいとやっぱり思う。
国民の、大韓民国男子の義務だから義務を果たす、という言葉を男性芸能人の兵役が取り沙汰されるたび彼らが口にする言葉。
それを聞くたびに複雑な気持ちになるし、兵役義務が韓国国内で数年前からムーブメントになっているmetooに対抗するもののひとつになっていると聞いた時、なるほどなぁとやっぱり複雑な気持ちになった。
冒頭の朴槿恵元大統領のシーンが、これから始まるドラマは必ずしもフィクションではありません、と言いたいかのようだった。