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アバランチのakのレビュー・感想・評価

アバランチ(2021年製作のドラマ)
1.9
中盤から展開された対大山のパートは楽しめた。大山の底が見えない感じ、先を全て見ているかの全能感など悪役として素晴らしかった。アバランチのメンバーもそれぞれ魅力あるキャラクターで持ち味を描きながらうまく大山と対峙できていたのではないか。一方で、SNSなど世論を作中で積極的に登場させていた割には戦いの外部にいる人間たちの存在感が薄かったのではないか。また、重い雰囲気が醸し出しているように邦ドラマ感のない帰着を期待していだが、陳腐な"信じる"というところに落ち着いたのは残念であった。

opの雰囲気と音楽、戦闘シーンの迫力(ギミックと場所の工夫)、カットワークなどは邦ドラマのトップクラスであったのではないか。
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