平良に譲歩して貰ってばかりだった清居が、平良の根底に根付くプライドの高さと自己肯定感の低さを温かく見守ることが出来るようになるシーズン2。
離れないと決めた途端、あれだけ絶対王政だった清居の表情が慈愛に満ちた穏やかなものになるのがとてもいい。大切にしたい子を見つけた男の子の顔だなあと思った。
頑固な平良様からの(自分を見る平良の熱烈な目に執着を覚えた頃の清居にはこんな面倒臭さを愛でるみたいな言い回し出来ないと思う)「申し訳ないけど、片思いには戻してやれねぇ」清居の中で平良が好いていて欲しい人から隣にいて欲しい人に変わったのがよく分かって、ものっっっすごく良かったですね。