4歳くらいの頃、2つ上の兄が遊びに行く先をこの主人公と同じ感じで待ってやー！と言いながら追いかけてたな。
9歳くらいの頃、少し暗くなり始めた公文式の帰り道、僕は徒歩で兄は自転車に乗ってて、長い直線の道路に差し掛かった所で突然兄が「口裂け女だぁ〜」と言って猛ダッシュで走り去った。僕は怖すぎて後ろも振り返らずに猛ダッシュで追いかけた。
自分、今めちゃくちゃ速いって感じてた。
そのしばらく後、兄と犬の散歩してる時に蜂の巣を見つけて、兄がそれに近づいた瞬間に糞拾い用のスコップで巣を叩いたら兄が刺された。
その7年後、夜に犬の散歩してたら、前から明らかに怪しい人が近づいてきて通り過ぎ様に襲われそうになって、よく見たら兄だった。
しばらく後、学校終わって家に帰ったら兄だけが2階にいたから、1階のリビングでいろんな棚とかを抽斗を開け閉めしまくってめちゃくちゃ物色してる雰囲気出してから2階に登って行ったら部屋のドアからこっそりこっちを見てる兄がいた。お前かって言われた。
この作品見てたらそんな記憶たちが蘇ってきて、小さい頃の弟のことも思い出して、たまんねぇなってなっちゃったな。
みんなまだ生きてるけど弟とはまったく連絡とってないしな。
助けられるのはやっぱ兄弟なんだろうな。
