Part 1
50年代イスタンブール、西洋に負けない非常に豊かな文化が開花していたことを知った。
Part 2
加速度的に人種的分断が進み、トルコ史上最悪の事件へ繋がっていく。華やかな世界が暗転し、憎悪と暴力に掻き消される。
10話のシリーズが2パートに分かれているので、特に私達海外の視聴者には当時の雰囲気の変わり様が分かりやすい。
衣装やセット、セリムの歌唱(!)も期待以上の出来だったが、何より重要なのは汚点的な歴史に踏み込んでいること。
国内の視聴者の評価は分からないが、あくまで古典的なドラマ要素で惹き付けつつ、マイノリティを取り上げるのは、おそらくトルコではNetflixくらいしかできない切り口？
かなり重要な作品かも。
