1840年代、北西航路開拓中に全滅したフランクリン遠征隊を下地としたドラマ。
（一部を除き）リアルな構成となっており、飢餓の果てに全滅というラストが分かっているだけに見続けるのがつらい。
先を知れば見やすくなるかもしれないと考えて事実を調べたが、酸鼻な内容に読めば読むほど視聴がつらくなり3話で断念。
フランクリンの死因を含めた細部は未だに不明な点も多く、原作小説ではそこをイヌイットの怪物で上手く補完したのだろう。（未読なので推測）
ドラマとしては怪物抜きでも十分不穏で恐ろしいので、怪物の存在はむしろ水を差されたような気分になってしまった。
19世紀当時の英国の防寒装備も調べたかったけど、英語でフランクリン遠征を画像検索すると実際の遺体の写真（ビーチー島に埋葬された3人のうちのひとり？）が出てきてしまうのでやめた。
