正体のIdeonのレビュー・感想・評価

死刑囚の鏑木は病気で移送中に看守の目を盗んで逃走した。飯場の作業員、ネットのフリーライターとさまざまな姿に身をやつす彼は、果たして冤罪を晴らすことができるのか…というお話。
中田秀夫監督と亀梨和也のコンビ二作目。前作、事故物件よりはマシな出来である。ただ、亀梨が熱演すればするほど、2枚目崩れの中途半端さが際立ってくる。主役より脇に回ったほうが生きるキャラクターだと思うのだが。