memo

雨の日のmemoのレビュー・感想・評価

雨の日(2021年製作のドラマ)
5.0
生理やPMSのつらさや無理解。生理のある人とない人のあいだにある距離。生理のある人のあいだにもある個人差。歩み寄り方や気遣い方にわかりやすく簡単な正解や解決策はない。お互いに話し合い、理解しようとし、少しずつ歩み寄っていくしかない。題材の扱い方、人間関係や心情の描き方がとても緻密で、完成度も高く、最初から最後まで貫かれた誠実さに好感が持てる良いドラマでした。「生理がある人」「生理を経験したことある人」としてトランス男性の存在がこれ以上ないくらい自然に、当然に、描かれているのも良かった。コムアイ、工藤遥、成海璃子のキャスティングも良い。
memo

memo