あおい

離婚しようよのあおいのネタバレレビュー・内容・結末

離婚しようよ(2023年製作のドラマ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

前半は怒涛のクドカン節炸裂、出てくるキャラにも愛情をたっぷりもてる。「パチアーティスト」というパワーワード。最高です。
あと愛媛という舞台を選んだ点も最高。
ところどころ同じ四国の選挙区の物語をオマージュしてるような場面もあってテンション上がりました。
ただ中盤以降失速しちゃったかなという感想も否めず…もっと怒涛の展開で畳み掛けて欲しかったかも。

恋愛や価値観の多様化が進んでる今、現行の婚姻制度に限界が生じてるんじゃね?ってところに一石投じるのは最高です。不倫で仕事なくなっちゃうこの時代に必要なドラマかと。
あとはこのドラマの世界線のメディアの強さ。与党幹事長の裏金問題をすっぱ抜きクビを取る。メディアの力はこうでなきゃ世の中腐ってしまいます。

ただ、思うところもしばしば。「いだてん」のまーちゃんの啖呵シーンのように、胸が熱くほとばしり、目頭が熱くなるような現政権と今の社会への大胆なメッセージを期待していただけに残念。
「世襲議員多すぎ問題」「政権交代は頻繁に起こるべきbyヘンリー」 あたりのメッセージはGoodです!
投票率の上昇望む!!!!!

このドラマが言いたかったであろう、人はいつだって変われる、変わっていいんだよ!
というメッセージには背中押されました。変わる人、に対して「急にまじになちゃってどうしちゃったの?w」みたいな視線を浴びせることが多いと思うんだけど、そんな視線関係ないし、変わる人はかっこいい。


最後に一つ。
久しぶりに見た錦戸亮、色気やばすぎます。
あおい

あおい