りゅう

ミズ・マーベルのりゅうのレビュー・感想・評価

ミズ・マーベル(2022年製作のドラマ)
4.0
○全体
現代的なポップでカラフルな色彩。
今まで見たことないカメラワーク。
ここら辺はスマホでの撮影、写真フィルターなどに慣れたクリエイターによるものか。

イスラーム文化とこれらのポップなものとの融合も楽しい。

○一話
謎のオリジナルデバイス「ズズ」。
Amazonアレクサみたいな。
それを使ったおしゃれな演出。
カマラの父が、テレビをつけようとし誤作動を起こし、カマラの頭の上の電球がつく。それが、ひらめきの表現になるとは。

カマラの祖母は、カマラと同じく妄想好きだった。(そのためカマラの母は妄想にのめり込みすぎないようにカマラに対して過保護気味)
祖母のバングルでパワーを手に入れるのだ。
象徴的である。
隔世遺伝を想像させる。
また、母娘問題としてもテンプレのようだ。ここら辺は「わたしときどきレッサーパンダ」とも近い。

○第二話
イケメン転校生が登場。
カマラが彼に惚れていく様子が可愛い。
モスクの礼拝の様子も興味深い。
男女を隔てる仕切りがあったり。
靴が盗まれるのはモスクあるあるなのか?

カマラの一家の出自(インド、パキスタンを出る時の話)が、明かされる。
りゅう

りゅう