韓流の長所と欠点が両方でてる気がする
ムードの統一性、テンポの良さ、脚本や演出の無駄のなさ、音楽使いの的確さ、映像レベルの高さ等
この作品は中でもそれらに優れてると思う
反面、テーマのマンガ的な突っ込みどころの多さ、どこかで見たような既視感のあるインパクト映像や演出の多用、編集に頼ったアクションのワンパターンさ、陳腐な感傷主義、国家権力やその陰謀の前時代的と言える横暴さ等はやはりしっかり感じてしまう
この作品は前者が後者を凌駕しているとは思います
SFパニックという創作性の高い題材なのでそれらの特長が際立って感じられたのかも知れない
でも面白いんだけど何か見たあと何も残らない
いや、面白すぎて残らないのかも知れない？
ただこれらはハリウッド映画にも共通する印象であり韓流はそのレベルに近づいているだけとも言えるのかもね
ちなみに日本で″ひとり韓流、ひとりハリウッド″をやっているのが山崎貴監督だとオレは持論として考えていますw
