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スノードロップのsnowのレビュー・感想・評価

スノードロップ(2021年製作のドラマ)
4.6
Disney+ のお初韓ドラ配信

ヒットドラマ『SKYキャッスル』の監督・脚本が再びタッグ
『雪降花(スノードロップ)』は、禁断の実を食べてエデンの園を追放されたアダムとイヴを慰めるため、降っていた雪を天使がスノードロップの花に変えた話から由来して『慰め、希望』という花言葉。

チョン・ヘイン(韓国大学院生。実は北朝鮮の工作員、 安企部にも負われてるスホ)
ドラマ初出演 BLACKPINK ジス(大学生 ヨンロ)
ユ・インナ(医師)
ユン・セア(大学寮 寮長)
キム・ヘユン(大学寮 電話交換手)
チャン・スンジョ(安企(国家安全企画)チーム長 ガンム)
チョン・ユジン((安企ガンム部下兼 元婚約者ハンナ)
ホ・ジュノ(安企 部長 ヨンロ父)
パク・ソンウン(エミン党事務総長 )

1987年ソウルを背景に時代に逆行する切ないラブストーリー
韓国の1987年は翌年のソウル五輪を控えた時期でもあり政治的には軍部独裁の真っただ中で、連日大学生たちは軍部政権に対抗して大規模なデモを繰り広げていた。
1987年6月には民主抗争と民主化宣言が行われ、数多くの犠牲のもとで大統領直接選挙制を導き出した。

ストーリー(Disney+より)
1987年民主化運動の激動の中、突然女子大の寮に血まみれの男スホが飛び込んできた。厳しい監視と危険な状況で彼を介抱した女子大生ヨンロと恋に落ちるが、スホの正体は北朝鮮から潜入していたスパイだった。ヨンロもまた、知られてはいけない秘密を隠しながら惹かれ合う二人。
抗えない運命を背負い、許されぬ愛に導かれていく二人の切ない初恋を描いた極上のラブストーリー

ラブストーリー背景がかなり辛く、過酷で
南北問題、当時の極悪機関だった
1961年創設 金大中事件、朴正煕暗殺事件歴史もある韓国中央情報部(KCIA)が→1981に"国家安全企画部"になり安企部は政府部内でも北朝鮮政策や国内民主化をめぐって強硬派の砦とされてきたというだけあって
目的の為なら拷問、拉致、殺人なんでもありなことで本作、民主化運動蔑視の苦情
、放送中止要望が30万件とかになってしまていた。(...けど、無事放送終了)

そんな背景のなか恋愛だデートだなんてむちゃくちゃ縁遠い国の為に生きる北朝鮮工作員スホと誰からも愛される純粋なヨンロが悲しくも惹かれあうけど障害しかない
敵同士、スホは北朝鮮がお金の為、南側権力者の大統領選挙工作だったを知ることで何の為にやってきたのかな苦しみ、
並行して豪華な他キャストがどろどろ絡んでる伏線もたっくさんあって
長丁場ながら引き込まれた↗️↗️

ユ・インナやガンム&ハンナのラブライン要素もせつなかった。
ジスちゃん、ガルクラのBLACKPINKとは
違う女優ヨンロ役頑張っていて、
"刑務所のルールブック"時の雰囲気少しあった本作のヘインくんも適役だった👍

政治背景理解不足ながらも
映画、ドラマからでもまあまあ分かると
深いな~な部分も勉強になる。
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