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潜入捜査官リジー~エドゼル作戦の真実のnoborushのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

潜入捜査官リジー~エドゼル作戦の真実 2021年作品
Deceit
6.5/10
ナイル・マコーミック監督
ニアフ・アルガー エディ・マーサン ハリー・トレッダウェイ 
シオン・ダニエル・ヤング
1992年にイギリスで行われた覆面捜査の話。
若いシングルマザーのレイチェル・ニッケルが暴行され殺される。プロファイリングで浮かび上がった
若い男性から、自白を促すために女性捜査官が接近し、なんとか供述を得ようとする。
エディ・マーサンを観たくて視聴。マーサンは教授役で、彼のもっともらしい説明により、
主人公は対象を犯人と信じ込んでいる。
また、対象者演じるシオン・ダニエル・ヤングがネットリとしていていかにも性犯罪を犯しそうなのが
とても良い。
マーサンがいうと説得力が違う。
主人公(ニアフ・アルガー)は男性社会の警察組織の中で、女性にしか出来ない仕事として、
意気込んで捜査に臨むのだけれど
仕事のプレッシャーと対象の毒気(というか思い込み)でだんだんおかしくなっていく。
アルガーの作品といえば最高傑作はThe Virtuesだと思うが「聖なる証」でもちょい役で出ていて
今後が期待される。本作は主役と言うこともあり熱演していた。
結局色仕掛けで無理矢理犯人に仕立て上げていたことが分かり、凡ミスにより捜査の網からこぼれた
真犯人ロバート・ナッパーはその後も犯行を繰り返してしまったという悲劇。
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