レオ

暴太郎戦隊ドンブラザーズのレオのレビュー・感想・評価

暴太郎戦隊ドンブラザーズ(2022年製作のドラマ)
4.6
今このレビューを見たな?
これでお前とも縁ができた!
…という、お話し。

これ、実は高評価付けたくなかったんですよね…。
というのも第1~2話で

★変身後といえ片膝付いて忠誠を誓う女の子を蹴飛ばす
★漫画家志望のJKが盗作疑惑を掛けられ『トウサク』というあだ名で呼ばれる
(最終回まで呼ばれ続けてた)

…というこのご時世のコンプラ無視っぷりにちょっと距離置いていたら(丁度出産もしてましたし)、今まで戦隊を観たことがない友人に『多分これは今までの戦隊で一番面白いと思うんだよね~』とマウントを取られて
カッチーン(#^ω^)オッ?とゴングが鳴りましたよね。
ああん?そんだけいうなら観てやるよ!
私の大好きなマジレンジャーとその他諸々に勝てます??
……ふ、ふーん、面白いかも知れないじゃん(;^ω^)
という流れですね。
別に負けた訳ではないけど。

見た目が今までの戦隊とかなり差別化されており、男の子がピンク、変身後がフルCGなど今時演出。
それに気になり見始めたら、引きつけられるのは圧倒的にストーリー。
次回が気になりすぎる展開に、子供向けゆえの過剰過ぎる演出、大人でもドン引きの激重シリアスなシーンにイケメン達が真面目にコメディしてる感じ…振れ幅が広いエンタメでした。
新婚なのに嫁が知り合いと駆け落ちしてしまいフランス人形を奥さん代わりにしちゃうのどこの世界線のニチアサなの?
一話観ると、感情の起伏で頭がフワフワしちゃいます。
敵も味方もモブも個性が立ちっぱなし。
なんだかんだ、御神輿でドンモモタロウがワッショイワッショイしながら登場するとテンションあがるよねぇ。

マイナス点は、伏線貼りすぎて話広がりすぎて収集付かずなとこ。
これ伏線回収・説明だけでもう一年分話作れるんじゃない??
戦闘シーンはそんなに目新しい演出はないし、大好きな名乗りが圧倒的に少ない。
ヘルメットオフの名乗りを楽しみにしてた全私が泣いた。
(最終回に別の意味で)

ただマイナス点を補えるストーリーだったのは確か。
ヒトツ鬼(敵)が歴代戦隊をオマージュしてて元ネタを捜すのも一興でした。
友よ、君たちはなぜ…!!
レオ

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