このレビューはネタバレを含みます
試写会にて1〜3話まで鑑賞。原作は未読。テーマのひとつである、食べ物の描写がとてもいい。主演のひとり出口夏希演じるすみれが、回を重ねるごとに凛として舞妓に近づいていくのが、画面を通して伝わる(100年に一度の逸材という役柄)。俳優はすごい。毎回その話の主になる食事のメニューが提示されるが、ぜんぶおいしそう。朝の光や薄暮、景観も美しい。「かもめ食堂」や福地桃子主演の「あの子は知らない」のような静かで落ち着いた作品が好きな方におすすめ。夜寝る前に見るのも良いと思った。