こんなにも心が揺さぶられることって今まで見たドラマで一度もなかったように思う。号泣したことのあるドラマ、すごく笑ったドラマ、きゅんきゅんしたドラマは数多あるけれど、一つのドラマで、生きていく中で出会う全ての感情を味わえたような気がする二十五、二十一。
最終回が終わった今、OSTや画像だけでなく記憶を思いおこすだけで泣けてくる。フィクションなのにまるであのこたちが私たちと同じように生きているんじゃないかと思ってしまう。
そんな風に思わせてくれた脚本、演出、映像、音楽、そして何よりもキャスト陣がキャラクターたちを生きてくれたことに多大なる感謝を。
こんなにも切なくて儚くて美しい青春を魅せてくれた。予告解禁当時は、「へ〜ちょいと昔の青春ドラマなのね」と若干反応が薄かったあの時の自分を思い出すと笑えてくる。二話のラストシーンで完全に心を掴まれたとわかったあの感覚、一生忘れることはない。
