閉塞感漂う過疎の町に住む家族と三兄妹。
そして、どこから流れてきたのかもわからない、退廃的なムードを漂わせているク氏(ソンソック)。彼らの"解放"の物語。
見終わってからも、心にジワジワと波が押し寄せてくるような余韻のあるドラマでした✨✨
散文的で哲学的なセリフや言葉でハッとさせられることも多かった❗️
キャストでは特にソンソック(ク氏役)に魅了されました🥹✨
特に中盤から終盤にかけて、表情、眼差し、仕草、その一挙手一投足に、目が釘付けになり、ヒリヒリした演技に、揺さぶられっぱなしでした‼️
また、淡々とした日常や作業の繰り返しの場面も多く、草や汗の匂い、そよ風、夏の茹だるような暑さまで感じられるような、リアルな描写にも引き込まれた👍
《以下、少しネタバレしてます♡》
3話:ミジョン(キムジウォン)がク氏(ソンソック)に初めて「私をあがめて」と伝えるシーン。
ク氏がネットで"あがめる"という言葉を検索し、じーっと、その意味を噛み締めるように、画面を眺めている姿が好きでした✨
あの時、ク氏は何を思っていたんだろう?と…想像の余白が広がるシーンでした。
最終話観た後、心に様々なセリフや情景が渦巻いていて、このドラマは多分きっと、思い出すたび、そして観るたびに違う気づきがあるような気がします。
またいつか観返したいと思う良作でした!