前から楽しみにしていた作品でしたが、面白かったです！
大企業財閥「スニャングループ」の忠実な秘書として働くヒョヌ(ソンジュンギ)は、ある日スニャンの何者かに利用され殺されてしまうものの、気がつくとスニャン一族の末息子のドジュンとして30年前に生まれ変わっており、復讐を決意してスニャンを自分のものにしようと画策するお話。
1980年代以降に世界や韓国で起きた実際の出来事と絡んでストーリーが進んでいき、ドジュンが未来で起きることを知っているのを武器に、事態を先読みしながらスニャン一族と闘っていくのが面白かった！展開も全く読めず、驚くような出来事がどんどん起こるので目が離せませんでした。経営権を巡っての争いなので、株に関する話が多くて難しい部分もあったけど、ストーリーを追うこと自体には特に問題無く楽しめました。
実際の大企業財閥の歴史を70%以上具現化して作られているという記事を読んで(スニャンはサムスンと現代の特徴が混ざっているそう)、韓国で驚くほど高視聴率なのは人々の財閥に対する関心の高さも理由の一つなのかなと思いました。
もースニャン一族が最低な人ばかりで笑えるくらい！家族同士、後継者争いで足の引っ張り合い＆蹴落とし合いの連続。いくらお金持ちでもこんな人達に囲まれて暮らしたくはないと思いました…キャストのみなさんそれぞれキャラが濃くて良い味出してました。会長役のイソンミンの存在感と迫力が凄かったし、ソンジュンギも高校生役までやっていたけど、お肌ツルツル！！＆表情などで幼さを出していて流石でした。
そして最終話まで観て、今まで信じてきたものを覆されるような展開にびっくりー！！私は面白いと思ったのですが、結末には賛否両論のようで、韓国では不満が続出とのこと。原作(ウェブ小説)とは異なる結末だかららしいです。個人的には最後まで楽しく観ましたが、ラストの展開に納得できるかどうかは意見が分かれるようです。
