第一話の冒頭で結末を見せて
そこに至る過程を丁寧に描いたドラマ。
３人の女性の友情を軸に
家族愛や恋愛も描かれています。
わりと色々なことが次々と起こるけど
12話の中にうまくまとまっていて
絡み合ったり結びつき合ったり
ゴチャゴチャ感はまるで無く。
どの事象にも感情移入して一気見でした。
特にミジョの家族が出てくるシーンは
ほとんど泣いていました。
あの温かさ、それだけで泣ける。
このドラマでたくさん流れていた
ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番。
高校生の時毎晩聴いていました。
生で初めて聴いた時は開始30秒で涙。
とにかく胸に迫るものがある曲で。
ドラマと絶妙にマッチしていましたね。
大好きな曲なので、こんな風に使われていて嬉しいです。
死と向き合うことは、生と向き合うこと。
己の人生と向き合うこと。
最終回にチャニョンがみんなの前で話したことが全てだと思う。
ありきたりなことを言っているようだけれど、
そこに至るまでの歩みを丁寧に見せてくれたから
その言葉に真実味があったし
自分もそういう人生を送りたいと強く思えました。
重たいテーマで
涙無しでは観られないし
特に最終回は嗚咽もの。
とても気力体力を使うので
観るのに覚悟が要りますが、
それでも観る価値があるドラマだと思います。
