11話までを1.25倍速、最終話だけ通常で視聴。
それでもしっかりと感情移入できたし、面白かったドラマ。
設定は韓ドラお約束の仲間うちが狭いこと以外はストーリーも骨太で、リアリティもある内容なので、矛盾やうやむやさはあまり感じなかった。
当初、ソン・イェジン主演で見始めたけれど、すぐにチョン・ミド(チョニョンア役)とカン・マルグム(ミジョの姉役)の演技に引き込まれた。
仲良し3人ともが82年生まれのリアル39歳なのもよかったのかも。
ありきたりのパターンではなく、末期症状においても本人の意向に沿う形での在宅看護であったり、終活していくことへの暗さではなく逝く側・見送る側双方の心構えと受け入れの大切さを改めて痛感させられた部分があった。
特に韓国においては珍しい、とても今っぽい(逝く側が終活をしっかりやっておくこととか)視点の描き方だったのではないかと思う。
素直に真っすぐに、思いやりのある気持ちで日々を送りたいと思わされたドラマ。
観てよかった。
ちょこっとだけ残念なのは、このドラマの衣装担当の趣味かなあ。
1つのシーンで共演者たちに同じような色合いを着せていたり、ソン・イェジンがたまに20代前半女子のような恰好だったり(本人側の意向か?)がちょっとだけね。