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ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪えのsonozyのレビュー・感想・評価

3.5
統一を控えた未来の朝鮮半島。
“教授”と呼ばれるカフェを営む戦略家の男が、南北の老練な悪党たちを集め、造幣局を人質と共に占拠し4兆ウォンを奪うという前代未聞の強盗劇。
スペインのテレビドラマの韓国版リメイク。
現在、全12話のうち6話まで配信中。まだ途中ですが、楽しめました。

教授はカフェの専門部屋から遠隔で指示を出し、造幣局を占拠するのは8人。ベルリン(北の脱獄犯)、トーキョー(元軍人女子)、モスクワ(元炭鉱員)、デンバー(元ファイターのロン毛イケメン ※モスクワの息子)、ナイロビ(元詐欺師女子)、リオ(最強ハッカーお坊ちゃま)、ヘルシンキ&オスロ(巨体コンビ)という都市名の呼称なのが面白い。

強盗団の赤いジャンプスーツにお面(韓国の河回仮面/ハフェタル)というコスチュームもユニーク。

教授(ユ・ジテ)とは知らず、恋愛関係に進展する警察の女性チーム長ソン・ウジン(キム・ユンジン)。二人の頭脳戦とかけひき。

現場リーダーとなるが、次第に教授の指示を無視するようになるベルリン(パク・ヘス)によるチーム内に生まれる軋轢・仲間割れ。
その後リーダーとなるトーキョー(チョン・ジョンソ)のツンデレもキュート。
吊り目とスタイルの良さが魅力のナイロビ(チャン・ユンジュ)は紙幣の印刷に詳しい。

50人近い人質(造幣局社員と見学に来ていた学生)。不倫関係にある上司と部下、しょーもないおっさん(笑)なチョ局長(パク・ミョンフン)と美しい!ユン・ミソン(イ・ジュビン)。
ベルリンの指示でユンを殺害しかけるデンバー(キム・ジフン)とユンの関係。
米国大使の娘アン・キム(イ・シウ)もいます。

ストーリー、キャスティング、演出、相変わらず韓国ドラマは面白いですね。
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