sonozyさんの映画レビュー・感想・評価

sonozy

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ここで気になった映画を配信やレンタルで探して、日々新たな映画と出会えるのが幸せ。(ホラー、バイオレンス系はやや苦手)
記憶力弱めの自分用記録として、ストーリー概略やネタバレが多めかも。
スコアは高め傾向です。3.0未満のものはほぼ記録しません。
最近は移動中もiPhoneやタブレットでNetflixやAmazonビデオをダウンロードして見たり...見たい映画が多すぎる!笑

映画(554)
ドラマ(0)

刑事(1959年製作の映画)

4.0

 『鉄道員』『わらの男』に続くピエトロ・ジェルミ脚本・監督・主演。1959年。

ローマの雨の午後、古いアパートに強盗が入ったという通報で駆け付けるイングラヴァード警部(ピエトロ・ジェルミ)ら。
被害
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ローラ(1961年製作の映画)

3.7

『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』が有名なジャック・ドゥミ監督の長編デビュー作。1961年。
※妻アニエス・ヴァルダと共にヌーヴェル・ヴァーグ左岸派と呼ばれた監督です。

フランスの港
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ラルジャン(1983年製作の映画)

4.0

1983年、ロベール・ブレッソン監督の遺作。第36回カンヌ国際映画祭 監督賞受賞。
『ラルジャン』L’argent = お金。原作はトルストイの小説『にせ利札』だそう。

1枚の「ニセ札」から始まる転
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.8

『アメリカン・スリープオーバー』『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の期待の新作。

"ヒッチコック、R.E.M.、デヴィッド・リンチ、ニルヴァーナ...あらゆるカルチャーが交
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鉄道員(1956年製作の映画)

4.0

先日見た『イタリア式離婚狂想曲』のピエトロ・ジェルミ監督作。1956年のネオ・レアリズモ作品。
カンヌ国際映画祭 国際カトリック映画事務局賞(OCIC)

戦後イタリアの貧しい鉄道員一家の崩壊と再生を
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太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

4.5

1962年、ミケランジェロ・アントニオーニ監督。
愛の不毛を描いたと言われる三部作の3作目。
カンヌ国際映画祭 審査員特別賞

原題: L'Eclisse(日蝕)

婚約者と別れたばかりの美女ヴィット
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(1961年製作の映画)

4.8

1961年、ミケランジェロ・アントニオーニ監督。
愛の不毛を描いたと言われる三部作の2作目。
ベルリン国際映画祭 金熊賞 他

ミラノに暮らすセレブな夫妻、作家のジョヴァンニ(マルチェロ・マストロヤン
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情事(1960年製作の映画)

4.0

1960年、ミケランジェロ・アントニオーニ監督。
愛の不毛を描いたと言われる三部作の1作目。
カンヌ国際映画祭 審査員賞。

原題: L'Avventura/冒険

外交官の娘アンナ(レア・マッセリ)
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イタリア式離婚狂想曲(1961年製作の映画)

3.9

1961年、ピエトロ・ジェルミ脚本/監督。
アカデミーで脚本賞、カンヌでベストコメディ賞、ゴールデングローブで主演男優賞(コメディ)他。

この監督、初鑑賞で、ネアレアリズモ時代の作品を見てませんが、
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ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

4.5

『イリュージョニスト(2010年)』のシルヴァン・ショメ監督による初長編アニメーション。2002年
セリフを極力排し、極端にデフォルメされたキャラクターと独特な世界観、最高の音楽のシュール・ファンタジ
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アニエスの浜辺(2008年製作の映画)

3.7

2008年、アニエス・ヴァルダ監督による自身の個人史的なドキュメンタリー。
セザール賞・ドキュメンタリー映画賞 他

彼女の心象風景である、子供時代を過ごしたベルギーの浜辺に、さまざまな形の鏡をスタッ
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反撥(1964年製作の映画)

4.0

1965年、ロマン・ポランスキー脚本/監督。モノクロ。
ベルリン国際映画祭・銀熊賞(審査員グランプリ)

ロンドンのアパートで姉ヘレンと暮らす、美容室で働くキャロル(カトリーヌ・ドヌーヴ)が精神崩壊し
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スイート・スイート・ビレッジ(1985年製作の映画)

5.0

1985年、チェコ・ヌーヴェルヴァーグのイジー・メンツェル監督作。
『厳重に監視された列車(1966)』とはまた違った魅力のヒューマンコメディ。

プラハ南の小さな農村。
早朝、いつも二人並んで通勤す
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

樹木希林さんに会いに先行上映へ。
===
"季節のように生きる。"
世の中には、「すぐわかるもの」と、「すぐわからないもの」の二種類がある。
すぐにわからないものは、長い時間をかけて、少しずつ気づいて
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日曜はダメよ(1960年製作の映画)

3.4

1960年にギリシャで製作されたジュールズ・ダッシン監督作。
※ジャケットはなぜかカラーですが、モノクロです。

ギリシャの港町が舞台。底抜けに明るく町中の男たちのアイドル的な娼婦イリヤ(メリナ・メル
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.8

2017年、ナタウット・プーンピリヤ監督作。
タイのアカデミー賞にあたるスパンナホン賞で監督賞、主演女優賞、主演男優賞など史上最多12部門受賞し、世界16の国・地域でサプライズ大ヒットの話題作とのこと
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小さな泥棒(1988年製作の映画)

3.8

シャルロット・ゲンズブール主演。1988年クロード・ミレール監督。
フランソワ・トリュフォーとクロード・ド・ジヴレーの共同脚本。

これも、タイトルとこのビジュアルが以前から気になってましたが、セザー
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パリ空港の人々(1993年製作の映画)

4.0

1993年、フィリップ・リオレ監督。
以前から題名とこのジャケットが気になってました。

年末。カナダ・モントリオールの空港で搭乗直前に居眠りしている間に、搭乗券以外の所持品と靴まで盗まれてしまい、そ
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フォロー・ミー(1972年製作の映画)

3.8

1973年、『第三の男』のキャロル・リード監督の遺作。

英国の上流階級出身で一流の公認会計士チャールズが、その妻ベリンダ(ミア・ファロー)の浮気を疑い、私立探偵に行動調査を依頼する。
この3人の不思
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ひなぎく(1966年製作の映画)

5.0

1966年、ヴェラ・ヒティロヴァー監督によるチェコ・ヌーベルヴァーグの傑作。

マリエという同じ名の2人の女の子がイタズラ、騙し、破壊、悪さしまくる、どこを切り取ってもファッションフォトになりそうなカ
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厳重に監視された列車(1966年製作の映画)

5.0

1966年、チェコ・ヌーヴェルヴァーグのイジー・メンツェル長編監督デビュー作。
マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭:グランプリ、アカデミー賞:外国語映画賞 受賞

第二次世界大戦下、ナチス・ドイツに
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木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.6

1992年、エリック・ロメール脚本/監督作。
フランスの田舎町の市長ジュリアンが決めた複合文化施設の建設計画にまつわる騒動。

市長ジュリアン(パスカル・グレゴリー)、恋人の小説家ベレニス(アリエル・
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

3.7

『波止場』からのマーロン・ブランドものです。
テネシー・ウィリアムズによる戯曲の映画化作品。

ニューオリンズやってきた未亡人ブランチ(ヴィヴィアン・リー)。
「“欲望”という電車に乗って“墓地”で乗
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波止場(1954年製作の映画)

4.0

たまたま、大好きなエマ・ストーンのインタビューで、Q:ラブシーンで共演したいのは?→「波止場」のマーロン・ブランドと答えているのを見て、初見です。

1954年エリア・カザン監督作。
アカデミー賞で8
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タッカー(1988年製作の映画)

3.8

1988年、フランシス・フォード・コッポラ監督作。製作総指揮にジョージ・ルーカス。

第2次世界大戦後アメリカの自動車産業でBIG3に対抗すべく参入を試みた新興メーカーの1つ「タッカー」の苦闘の物語。
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さすらい(1975年製作の映画)

4.5

1976年ヴィム・ヴェンダース監督作。初期のロードムービー3部作の3作目。

アメリカの写真家ウォーカー・エヴァンスの写真がインスパイア元という事で、『都会のアリス』同様、撮影監督ロビー・ミューラーの
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天はすべて許し給う(1955年製作の映画)

4.0

ダグラス・サーク監督作、初鑑賞です。
ゴダール、カウリスマキなどから絶大なリスペクトを受ける"メロドラマの巨匠"とのこと。

何故か邦題が『天はすべて許し給う』『天の許し給うものすべて』『天が許し給う
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.5

2000年、ポン・ジュノ監督の劇場映画デビュー作。
このジャケットデザイン、以前から気になってました。

原題は『플란다스의 개』=「フランダースの犬」。
英題/邦題は「むやみに威張ったりする者ほど、
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.7

甘い歌声&叙情的なトランペットから"ジャズ界のジェームズ・ディーン"という謳い文句が付けられていたチェット・ベイカーの物語。
原題「Born to Be Blue」はかつてギタリストだったチェットの父
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緑の光線(1985年製作の映画)

4.0

NHK BSシネマさん、放送感謝!
エリック・ロメール監督。1986年、ヴェネツィア国際映画祭・金獅子賞(最高賞)受賞。
「喜劇と格言劇」シリーズの5作目。
今作の格言は、冒頭に出てくる"心、熱くなる
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都会のアリス(1973年製作の映画)

4.5

1973年ヴィム・ヴェンダース監督作。初期のロードムービー3部作と呼ばれる1作目。モノクロ。
(残り2作は、1975『まわり道』、1976『さすらい』)

ドイツ人ジャーナリストのフィリップ(リュディ
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アメリカン・パロディ・シアター(1987年製作の映画)

3.3

ザ・シネマ「町山智浩のVIDEO SHOP UFO」今月の紹介作品という事で。
1987年、全20話のオムニバス・コント集。
監督は5名。ジョン・ランディス(『ブルース・ブラザース』)、ジョー・ダンテ
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ブロンドの恋(1965年製作の映画)

3.8

1965年、ミロス・フォアマン監督のデビュー作。モノクロ。
冒頭、チューニングがズレ気味のギターでR&Bを歌う女性のシーンがいかにもヌーヴェルヴァーグ風味。

2,000人の女工を抱える巨大製靴工場の
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火事だよ!カワイ子ちゃん(1967年製作の映画)

3.8

『カッコーの巣の上で』や『マン・オン・ザ・ムーン』のミロス・フォアマン監督のチェコ・ヌーヴェルヴァーグ時代の作品。
この邦題だけ見ると何のこっちゃですが(笑)、消防士(と言ってもかなりのオッサンたち
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.8

私立探偵フィリップ・マーロウを主人公とするレイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説を映画化した作品。

ハードボイルド=ハンフリー・ボガート的な渋い男のイメージを持っていたんですが、さすが70年代
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.8

まだまだ暑いですが、そろそろ夏も終わりということで。
ミシェル・ゴンドリー監督による14歳の少年二人のひと夏のロード・ムービー。
英題: Microbe & Gasoline(ミクロ&ガソリン)はこの
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