サイレント映画時代末期の1920年代後半、実写のスラップスティックとストップモーション・アニメーションを融合させた短編映画を20本製作した、チャーリー・バワーズ。
『たまご割れすぎ問題(Egged O>>続きを読む
ローラ・キヴォロン監督のデビュー作。
バイクを偏愛する狂犬のようなキャラのジュリアの物語。
カンヌ国際映画祭 ある視点部門で、Jury Coup de Coeur(審査員の心を射抜いた作品)受賞
ク>>続きを読む
サイレント映画時代末期の1920年代後半、実写のスラップスティックとストップモーション・アニメーションを融合させた短編映画を20本製作したという、チャーリー・バワーズ。
その記念すべき実写映画第一作。>>続きを読む
ソール・バスが共同脚本&監督した短編。
オスカー 短編ドキュメンタリー賞受賞。
8章に分かれ、ユニークなアニメ、映像、偉人たちの言葉…etcから「人間はなぜクリエイト/創造するのか?」を楽しく紐解い>>続きを読む
グラフィックデザイナーとしてのスキルで、キャスト&スタッフ紹介の機能に留まっていた映画のタイトルデザインを一変させたソール・バス Saul Bass。
彼のインタビューと、10の作品のオープニングタ>>続きを読む
テレンス・デイヴィス監督の自伝的作品。
1940~50年代のリバプールで、暴力的な父親と暮らした労働者階級の家族の物語。(ジャケ写左から母、トニー、アイリーン、メイジー)
ノスタルジックな質感の映像>>続きを読む
「映画史上最悪の死亡シーン」があるという1973年のトルコ映画の情報を見かけて。レビュー少な。笑
トルコ語の原題『Karateci Kiz』が「カラテキッズ」みたいに見えますが英語では『Karate>>続きを読む
オリバー・トレイナー監督の長編デビュー作。
脚本は妻のカミーユと共作。音楽は兄or弟?のラファエルが担当。
海辺を歩く赤ちゃんの頃のジュリアの映像に、人生を導くものは、偶然なのか、人との出会いなのか>>続きを読む
ドイツのフィリップ・シュテルツェル監督による、オーストリアのシュテファン・ツヴァイクの1942年の遺作小説『The Royal Game(チェスの話)』を大胆に翻案したという作品。
チェスの盤面と、>>続きを読む
女優クリスティーン・ラーチの初長編監督作。
『My First Mister(≒私が初めて愛した人)』
ジャケ写の二人、高校を卒業したばかりの17歳の顔ピアス多数&ゴスパンクなJ(ジェニファー)と、>>続きを読む
『オオカミの家』のレオン&コシーニャ監督に惚れ込んだアリ・アスターのプロデュースによる短編ストップモーションアニメーション。
チリが新憲法を起草する中、世界初のストップモーションアニメーション映画が>>続きを読む
チリのビジュアル・アーティスト、ストップモーション・アニメ制作のデュオ、レオン&コシーニャ(クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャ)の初長編作品。
チョーク、絵の具、粘土、紙、人形など様々なオブ>>続きを読む
SISU(シス)、それは直訳出来ないフィンランド語。
緊迫した状況下にあっても、揺るがない勇気と、想像を絶する決意。
すべての希望が失われた時に現れます。
・・という説明からスタートする本作。
19>>続きを読む
80代の親友の女性4人が、NFLのニューイングランド・ペイトリオッツ(愛称パッツ Pats)のスター・クォーターバックであるトム・ブレイディの大ファンとなり「80 for Brady」と入れたお揃いの>>続きを読む
ジェームズ・グレイ監督の半自伝的作品。1980年のニューヨーク、公立学校に通う12歳の少年ポールの物語。
ポールの自称・大金持ちの(実はそこまでではない)ユダヤ系のグラフ家。PTAで活動する母エスタ>>続きを読む
ニューヨークで生きるヨーロッパ出身のユダヤ系移民の老若男女が次々と登場し、夜の屋外で、彼らの過去やアメリカでの現実を語る展開の中、ユーモラスな寸劇チックなネタも入りつつ、後半は野原に並べたテーブルにそ>>続きを読む
フランスのトマ・カイエ(Thomas Cailley)監督の初長編作。
父が亡くなり、家業である木工関連の仕事を始めたラブレッド兄弟(マヌーとアルノー)。
アルノー(ケヴィン・アザイス)が、リクルー>>続きを読む
今村昌平監督による、南の孤島で土俗的な原始信仰に生きる島人の生と性を描いた作品。やっと観ました。
ストーリーも映像も、濃度・粘度が高い、ものすごい世界。
沖縄県の南大東島、波照間島などで撮影され、赤>>続きを読む
脚本家・金沢知樹の初監督作品で、監督の故郷である長崎県長与町などを舞台に、実体験も織り交ぜて描かれる、小学5年生の久田(ヒサちゃん)と竹本(タケちゃん)の友情。
作家にはなったものの、妻とは離婚。定>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
モロッコの女性監督マリヤム・トゥザニの長編2作目。
モロッコ、サレの旧市街。
小さな仕立て屋を切り盛りする職人ハリムと妻のミナ。最近雇った見習いの青年ユーセフ。3人の物語。
オープニングに美しいブ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
フランスの女性政治家シモーヌ・ヴェイユ(Simone Veil)の壮絶な人生を描く物語。
オリヴィエ・ダアン監督の、『エディット・ピアフ 愛の讃歌』『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』に続く、世紀>>続きを読む
ガイ・リッチー監督の新作。ちょっと分かりにくいタイトルのスパイもの。
Operation Fortune(フォーチュン作戦): フォーチュンはジェイソン・ステイサム演じる主役オーソン・フォーチュンの名>>続きを読む
ナイキのバスケシューズのシグネチャーブランド「AIRジョーダン」の誕生/マイケル・ジョーダンとの契約設立にまつわる実話がベースの作品。
思ったより早くアマプラに来ましたね。
成功したランニングシュー>>続きを読む
イタリア文学の最高峰・ストレーガ賞に輝く国際的ベストセラー小説『Le Otto Montagne / The Eight Mountains』の映画化。
ベルギー出身のフィリッポ・ティーミエレナ・リエ>>続きを読む
ケネス・ブラナー監督の『ベルファスト(2021)』でも有名な、プロテスタントとカトリックの対立が長く続く北アイルランドのベルファスト。
その治安の悪い地域にあるカトリック系の「ホーリークロス男子小学校>>続きを読む
タヴィアーニ兄弟の実体験がもとという戦時下のドラマ。
8月10日、流れ星が降り、願いが叶うという聖ロレンツォ(San Lorenzo)の日の夜。
星空が見える窓の開いた静かな部屋で、姿の見えない女性が>>続きを読む
イタリアの荒涼とした孤島を舞台に、後に言語学者となる羊飼いの青年と粗暴な父との確執を綴ったガビーノ・レッダの自伝小説をタヴィアーノ兄弟が映画化。カンヌ国際映画祭 パルムドール& 国際映画批評家連盟賞受>>続きを読む
1970年代。ローマの高級アパートで、関係の冷めた夫フェリーチェと3人の子供と暮らすクララ(ペネロペ・クルス ※すぐに男が寄ってくる美貌)。
3人の子は、長女アドリと、その弟ジーノ&妹ダイアナ。
主人>>続きを読む
イタリアのノーベル文学賞受賞作家ルイジ・ピランデッロが残した200を超える短編からの4篇を原作とするオムニバス。
序章からエピローグまで、美しい映像、個性豊かなキャスト、ペーソスとユーモア、いずれも面>>続きを読む
兄弟で名作を生み出してきたイタリアの名匠タヴィアーニ兄弟の弟パオロ・タヴィアーニが、亡き兄ヴィットリオ(2018年没)に捧げた作品。
主役は、ノーベル賞受賞作家ルイジ・ピランデッロの遺灰。
1934>>続きを読む
ドイツの女性映像作家/写真家のウルリケ・オッティンガー(Ulrike Ottinger)の「ベルリン三部作」の1作。
部屋に浮いているような競技用カヌーを漕ぐ人の後ろ姿と妙な電子音。小さな地下水路を>>続きを読む
惑星ソマリスに暮らすミルズ(アダム・ドライバー)が病気の娘の治療費のため、宇宙探査船の操縦士として2年間家族と離れることになる。
しかし、予期せぬ小惑星帯との衝突で宇宙船は墜落(不時着)してしまう。>>続きを読む
小さな広告プロダクションで週7日休みなく激務をこなす5人のメンバー+部長+デスクの女性。
10月25日(月)の9時過ぎ、この週末もオフィスで寝たメンバー。
主人公の吉川(円井わん)から順に目を覚ます>>続きを読む
ポルトガルのジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督作。
「精霊に近づく者は温かみを感じ 新たな高みへと高揚する」(リスボンの聖アントニオ/1222年 聖霊降臨祭での説教)
というオープニングの、リスボンor>>続きを読む
フランスの女性監督アリス・ウィンクール作。
主演ヴィルジニー・エフィラ。
原題『Revoir Pars』=パリを再訪する/思い出す
2015年のパリ同時多発テロ事件に着想を得た(監督の弟さんがその被>>続きを読む
今月上映されるロバート・アルトマン監督の初期傑作。
原題『That Cold Day in the Park』。
雨は降ってますが”舗道”は収まりよくした感じの邦題かな?
高級アパートメントで一人暮>>続きを読む