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パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~ Season1のrumblefishのレビュー・感想・評価

4.0
あとちょっとで手が届きそうな、近未来の犯罪がテーマで見応えがあった。

オカルトという感想も散見されるが、死者のよみがえりや、幽霊の回の印象が強かったんだろうか。
最後の審判と称して、新型プロメテウス・ウイルスと共存できる人間以外を死に至らせる“テロ”の割には、仕掛けと結末がしょぼい、という意見も分からなくはない。
だが、この壮大な“テロ”は阻止されなくてはならなかった訳で、仕方がない気もする。

個人的には第4話のVRゲーム「ジョイン」が興味深かった。
VRで生き続ける死者のアバターが。

だが、やはりウイルスだろう。
ネタバレサイトも出てきているので、エルマー遺伝子の働きや、プロメテウス・ウイルスとその変異株、新型プロメテウス・ウイルスなど、もう一度確認しながら見ると理解が進む。
実際、本作は10名の最先端科学の大学教授等が科学監修として参加しているという(HPより)。

酒を飲みながら見た初見ではよく分からなかったところは、録画を見直して楽しんでいる。
視聴率は、もうほとんど意味がない。
録画視聴率、TVerやGYAO!の再生回数を基準にしていくべきだ。