NHK連続テレビ小説「らんまん」(2023.4.3-9.29)を見終わりました。全130話。
今回はとても面白く、また、描かれる内容も良かったです。
神木隆之介さんと浜辺美波さんの夫婦コンビが良いのはもちろん、脇役の存在感やストーリーも良く、飽きずに見られました。
特に良かったのは田邊教授ですね。要潤さんが好演で、孤独な立場を巧く演じていたし、闇落ちしていくところはとても魅力的でした。
あとは志尊淳さんの竹雄。絶対に裏切らないだろうという安心感があり、見た目の良さもあって、これを見るだけでも損はないという朝ドラでした笑
後半から田邊教授や竹雄がいなくなって大丈夫かなと思いましたが、やはり寿恵ちゃんが支えてくれましたね。特に新橋や渋谷の料亭エピソードは面白く、もっと見たいなと思ったほど。
感心したのは最終週。一旦、昭和30年代の万太郎亡き世界を見せて、最終回にありがちな死を回避したところがすごい。実は個人的には大震災以降は面白くないと感じていたので、予定調和を崩したのは画期的でした。ナレーターの宮崎あおいさんの使い方もうまく、脚本のすごさを感じました。
長田育恵さん、お疲れ様でした。
