新人脚本家を対象にした公募の脚本賞の受賞作。第47回創作テレビドラマ大賞「ケの日のケケケ」。森野マッシュさんの作品です。
繊細さんの生きづらさとその克服に向けた努力を、高校生を主人公にした若々しく描いた人間ドラマ。親や教師を悪役にして、主人公の葛藤をうまく見せていたと思う。この賞のお手本みたいな脚本でした。
演出は堀切園健太郎さん。土曜ドラマで数々の名作を作ったベテランだったこともあり、かなり引き込まれてしまいました。ちょっとした音でもビクッとなる感じが伝わってくる。
主演の當真あみさんもそれに見事に応えていたと思います。そのうち、朝ドラにでるんじゃないかな。