エピソード01
EP1
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マテ

マテ

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「ルール・オブ・ローは法が絶対で、国家を統治する。皆が法律の下、平等だ。タイは“ルール・オブ・ロー”か?」 「そうあるべきだ」 「タイは“ルール・バイ・ロー”。法を利用し統治する。権力者は法律を自分に都合よく解釈し敵をつぶす」 「それ、違うわ。タイの法律は法解釈がなされる。判決が気に入らなくても、それを国民の総意だと思わないで。法科の学生なら法解釈は事案ごとに考えないと」 「俺は今回のテストで、タウィーの国有林の買収を例に挙げる。国有林を宅地開発する一方、元の住人は追い出される。まさにルール・バイ・ローだ。法の適用が違うんだ。元の住人はただ追い出される。居住の証拠があってもだ」 「言いたいことは分かる。でもタウィー氏は土地権利書を持ってる。住人にはない」 …なるほどなぁ、これはとんでもない作品だ。「The Eclipse」に並ぶGMMの問題(提起)作に違いない。 一年半前、タイドラマ2作目にこれを選んで、挙句ふんわり理解しかできなかったのも“さもありなん”という感じ。少しは進歩したかなと、戻ってきてみたがやはり難しい。それでも国有林の話は知っている。1話からすでに一時停止&用語の検索をしながら見ているが、視野を広げてくれる良作の予感。 実はこの作品、私にとっては最推しFirstくんに一目惚れをした思い出の作品でもある。初登場の“ラッピング”シーンで巻き戻した記憶が蘇ってきた。“なんだこの子、顔が好きすぎる”とか思ったんだろうなぁ、当時の私。その子はやがてあなたの最推しになるし、あなたの心を救ってくれるよ。大事にね。 イカつい見た目のグラムも人懐っこくて可愛らしい。推せる。“ああ、この子がBoeingを演じるんだなぁ〜”とかいう妙な感傷に浸りながら眺めてしまった。 初視聴の当時は固定カプの存在すら知らなかったから、誰と誰が一緒になるんだろうと想像しながら観ていたな。個人的にはGramWhiteかGramYok良くない?とか思ってた。懐かし。