エピソード02
EP2
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マテ

マテ

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一目惚れしたヨック。初対面から慈愛が溢れていてすごい。「タウィーの手下?」には「そうだと言わないでくれ」という切実さが、そして「顔を見てもいい?」に滲む、息が詰まるほどの切望。なんだろうな… もうあれは「あなたの心をすべて見せて」なんだよ。絶対そう。初対面からかっ飛ばしすぎでは?? 怪我したブラック(ホワイト)にも、動揺して全てをひっくり返すようなことを言い始めるブラック(ホワイト)にも優しいグラムも推せる。良い子だね。その辺の友情掘り下げていこう。バイクを教わったと言っていたし、グラムとブラックは親友だったのかも。 放火… 放火かぁ… と思うが、その理由は理解できるし、手段も有効だ。 「タウィー氏の別荘が燃やされた!」とニュースになる。すると民衆は思う。「別荘? へえ。どこにあったの?」と。その答えが「国有地の国立公園」なのだからこれはひどい。悪いのは燃やした方か、別荘を建てた方か? そういう罪の告発のしかたもあるにはあるか。問題は切り分けて考えなきゃ。そのとおりだ、これに限ったことではなくて。全てを一緒くたにまとめ上げるからおかしなことになる。 ブラックは「搾取されるな」、「自由は心の酸素だ」と。今の私には刺さりすぎるほど刺さって泣きそうになる。目を瞑って全身で風を感じて。その“自由”は私が求めてやまないものなのかもしれないし、タイで私が感じたものなのかもしれない。