王イ・テは王朝を長く抑圧してきた左議政パク・ゲウォンたちから権力を取り戻そうとしていた…。そこに大妃や王妃が絡んでくるという新しい構図。けっこうハマって見てました。
圧倒的存在感のチャンヒョク。
華のあるカンハンナちゃん。
に挟まれて王様が埋もれていたかな。
真意がなかなか見えず終盤であーなるほどとわかった気がした。
ジョンに一途なのは良かったし、たまに笑顔が見られるとなんだかホッとしました。笑
そんな王様を支えるカンハンナちゃん演じる賢く強い女性ジョン。立ち振る舞いがとても自然で素敵でした。
ヒロインのライバル役?が多いイメージがあったので、そのイメージをうまくこの時代の女性の凛とした佇まいに変えていました。
王のキャラクターをどう捉えるかで評価がかなり分かれる作品だと思いましたが、ストーリーの土台はしっかりしていたため、私は純粋に楽しめました。
4話と9話くらいでいい具合の波が来るのでそこに乗れたら面白くなると思います!
表向きの振る舞いと本心とで揺れる人物たち。
目指す所が一緒でありながらそれぞれが暴走してしまう…。
利用したりされたり、見ている側もそれが読めたり読めなかったりして、続きが気になるような展開や見せ場作りがうまかったです!
また、映像が驚くほど綺麗で、背景を意識したカメラワークやここぞという時のアングルも絶妙で、場面場面の美しさはこの時代の情緒を感じさせてくれました。
Disney+のみの配信なのが少し惜しい気もします。