けいり部

シャイロックの子供たちのけいり部のレビュー・感想・評価

シャイロックの子供たち(2022年製作のドラマ)
3.5
‖‪ ◤ 問題の多過ぎる支店 ◢‬ ‖

暴力沙汰に現金紛失、行員の失踪…

人事寄りの視点で銀行内部の人事評価の問題点が描かれる。行内で起こった事件を銀行員がこっそり調べていく感じで池井戸潤さんの他作品とは少しテイストが異なる(ミステリー?)。

現金紛失時の対応や融資判断の甘さなど、銀行としては結構致命的なエピソードの扱いが軽いような。

支店長と副支店長が無能過ぎて、東京第一銀行の支店の中では一番最弱の支店かもしれない😂
各事件が起きた時の対応はもはや銀行の中では、というより一般の会社と比較しても問題があるレベル。
まぁ創作だし、原作が2008年の作品だからしょうがないのかもしれない。


各事件が線で繋がりそうで繋がらず、あくまで点と点のままで終わってしまったのが勿体なかった。
また西木さんのエピソード挿入が中途半端で、なんなら無くても良かったのでは?くらいに感じる。

***

西野さんの演技は映画『恋は光』に続きとても良かった!彼女がそこそこメインで登場するので、なんとか観れた。
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