K

僕もアイツも新郎です。のKのレビュー・感想・評価

僕もアイツも新郎です。(2022年製作のドラマ)
-
・綺麗にまとまりすぎて印象軽め。比喩使いまくるねえ〜〜🍋、くどいくらい。慌てん坊のレモン農家のお父ちゃん良すぎる。終幕の笑顔の幸福感やよし、世界、こうであってくれ〜〜
・主演二人いい感じだ
・クィアコミュニティに属したことのない方には「なんですぐにカミングアウトしとかないの?」と少し理解がしづらいかとは思うので断っておくと、カミングアウトってそう簡単に行えるもんじゃないんですよ。(式当日のパニックを描くこのドラマが多少コメディとして盛ってる描写かどうかはともかく)
 海外だと、敬虔な宗教家だったりヘイターだったりする家族に打ち明けられなくて、家族とは縁切ってまで遠い土地でパートナーと婚姻関係を結ぶ人々も現実に多い。日本でだって不理解な家族から追いやられて文字通り路頭に迷うケースが後を絶たない。まさにリョウスケの昭和的で厳格な父親のような家族が原因で。だから、カミングアウトを他人が気軽に促すな。恨むべきは、カミングアウトしづらくさせている世界である。つい先日も"LGBTQの若者の自殺は世間からの偏見によるものではなく本人のせいだ"と明記された鬼クソ某文章が問題になりましたけど、絶対に本人達のせいにすなよ。変えてけ、世界を

・クィアフィクションの大ファンなので、同性婚が合憲の国で後ろめたい気持ちゼロで思い切りクィアフィクションが楽しみてえな〜〜〜!!!!!!!!同性婚に猛反対している自民党が政権を握っている国じゃあなあ〜〜〜!!!あああーーーーーー!!!!!!!!!
皆、7/10(日)の選挙行ってくれ!!!!!!頼む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!期日前投票もやってるよ!!!!!!!!!!!!



・「息子がきっかけで学ぶうちに、寛容じゃない人に不寛容になっていた」
は??????????????????????????差別主義者は許容できなくて当然だろふざけた台詞だね
・「自分のこと誰も愛せないクソ野郎なんだと思ってた」
オイ!!!!!!!!誰も愛さないことも指向であり立派な選択だぞオイ!!!!バカにすな。誰か一人を愛することだけがこの世では立派とされるんですか?!死んでください(Ace/Aroを批判する意図の台詞ではなく、主人公のどことなく空虚に過ごしてきた心情の変化の吐露だとは充分理解するんですが、どうもそう聞こえてしまいつい……)
K

K