原作が好きなためドラマは長らく敬遠していましたが、別のドラマで野木亜紀子氏の脚本のすごさを知り、思い切って観てみました。
当初はやはり人物と俳優とのイメージの違いが気になりましたが、間もなく話に引き込まれました。
とにかく構成がうまい。このエピソードをこうつなげるのか、こんなエピソードを新たに考えたのか、という驚きがいくつもあります。
ケレンのようなものではなく、これらの工夫によって原作の「心」が限られた話数に凝縮され、また映像ならではの感動が付加されていると思います。
そして話にハマるとともに人物と俳優のイメージが一致していきました。脚本と同時に演技の力も実感しています。
好きな漫画の実写化で感動した初めての体験になりました。一ファンとして深く感謝しています。
