途中だけど、あまりの面白さに感情を突き動かされてレビュー
原作がいかに優れているかがよく分かるが、野木先生の選んだり、書かれたセリフの一言ひとことが優しく美しいく心に染みる
主人公も周りの人も前向きでいい人すぎるし仕事もできすぎるけど、それぞれ登場人物がどんな人生を歩み、人生の教訓として生きていているかを丁寧に描いている
そんな強くて優しいキャラクターたちに心底励まされる
漫画家のキャラクターの中であの人をモデルにしているなと言うあたりはつくが、中田伯のキャラクター性は何でわからないが異常に引き込まれる。何でですかね。
彼が置かれている複雑な環境や状態、それでも漫画として表現をしたいという力強く執念のようなものも感じる前向きさ、ストーリーとしてもドラマを引き締める要素になっている。不遇な人生を送ってきた天才と燻っているベテランアシスタントという構図も漫画家業界ではよくある話だと思うが、天才は凡人の視界には入らない所とかシビアな現実感もあるし本当に面白かった
