下剋上受験の1の情報・感想・評価

第１話 親子の愛と努力の感動500日 人生大逆転を賭けた夢への挑戦 下町の古い集合住宅に暮らす桜井家は、大黒柱・信一（阿部サダヲ）と妻・香夏子（深田恭子）、小学５年生の一人娘・佳織（山田美紅羽）の３人家族。桜井家は代々中卒で、信一も同じ道を辿った。そして、同じく中卒の香夏子と結婚し、現在は不動産業の熱血営業マンだ。そんな学歴とは無縁な桜井家に、佳織が受験した「全日本統一小学生テスト」の結果が届く。“トンビが鷹を生む”ことを願っていた信一だったが、その結果は散々なものだった。翌朝、出勤した信一は上司・長谷川（手塚とおる）から新入社員の楢崎哲也（風間俊介）を紹介される。先輩風を吹かせながら物腰柔らかな楢崎の教育係を担当する信一だったが、いきなり楢崎に高級物件の担当客を奪われてしまう。楢崎が名門大学出身だったことが一因らしい。学歴が与える将来への影響を感じた信一は、佳織に入塾テストを受けさせようと考えるが、香夏子は大反対。それでもと食い下がり、佳織の意志で受験してみることに。数日後、テストの結果を心待ちにしていた桜井家に、信一の父・一夫（小林薫）が入院する病院から緊急の連絡が入る。一夫は病院ロビーのテレビ画面に映るトクガワ開発社長・徳川直康（要潤）を見た途端、突然暴れ出し、テレビを壊そうとしたという。他にも数々のトラブルを起こしていた一夫は、病院から強制退院させられてしまう。そんな中、佳織の入塾テストの結果は最悪で、勧められたのは１番下のクラス。さらに、信一の思い描く高学歴な大学を目指すには佳織の学年や学力ではもう手遅れだと言われてしまう。落胆する佳織の姿を見た信一は…｡