最近こうした、男性優位社会における、女性に対する傲慢さに無自覚な男性像を浮き彫りにする作品が目立つ。本作は、男性の中でも、さらに社会的ヒエラルキーの頂点にいる者で描いたの。しかし彼は感じもよく、部下からも好かれている風であり、それが彼の自己肯定感をさらに強化している。強者が往々にして、自分はその座に値すると、当たり前に信じがちなのは、そうした好循環もあるよね。
このドラマの筋書きが出来すぎであることは否めないが、浮かび上がらせようと試みた核の部分は、一貫していたように思う。それには共感を覚えた。
邦題が何言ってるのかわからない。。