このレビューはネタバレを含みます
チャーリーの摂食障害の描写が多く、
苦しいながらも何とか乗り切ったS3。
精神科病院へ入院するまでの
4ヶ月で病状が悪化していく姿や
“親に入院費を負担できる経済力が
あったため…”という説明が入ったりと、
解決策は数あれど それらをあらゆる理由で
活用できない人達が居るのだ ということを
痛感する設定の細やかさと現実に震えた。
精神的に追い込まれている状況で…
・周囲のサポートはあるか
・経済的な余裕はあるか
・適切な病院選びができるか
・カウンセラーとの相性によっては
悪化するリスクも重々承知の上
一歩踏み出す勇気はあるか 等々
「カウンセリングに行ったら?」の一言で
ぱっと行動に移せるほど容易ではない
というのがよく分かる。こういうの
もっと広がったらいいな。
ニックは相変わらず献身的で
あたたかい人だったけど自分自身のことも
これからいっぱい愛してほしいよ〜…
*
アロマンティック/アセクシャルに
ついての心情にも触れたS3だったけど、
お姉ちゃんもそうなのではないか…?
と思いつつ。諸々次回どうなるか期待!!