漫画家アシスタントである悟の妻・知花は、「そんなことある!?」と言いたくなるミスや不注意が多く、いつもバタバタしており、仕事もなかなか続かない。
ある日クリニックに行ってみると、発達障害だと診断された。
テーマはとてもデリケート。
健常者(定型)からの視点、特性を持つ人たちからの視点で観られるのでとても興味深い。
「カミングアウトしても理解されなければ意味がない」という言葉はちょっと真理にも思えるね。
いつも一生懸命な知花と、そんな知花を支えるべく奮闘しつつも自分の夢を追う悟の姿にきゅんとする。
綺麗にまとまりすぎという意見も分からなくはないけど、わたしには希望に満ちたラストで良かったよ。