お決まりの役柄にうんざりのエルサンは、路線変更を決意。英雄を主人公とするアクション系の奥深い歴史大作"荒野のムラド"の撮影に乗り出す。

ホラー映画"助産師の息子"の製作に取り掛かるエルサン。アレヴがバーに置いていった呪いの瓶詰ピクルスを発見し、交霊術で仕返ししようと仲間と結託。

古き良きアナトリアの村を舞台とする人間ドラマ"ケマル組合"に挑むクルー。エルサンが、この村に教師としてやってきたケマル先生を演じる。

コイン式のゲーム機をめぐりクルーが乱闘を巻き起こし、新聞の見出しを飾る。エルサンは啓発映画"悪事"で、大衆に薬物中毒の恐ろしさを訴える。

アレヴの婚約者のイランの映画監督が、撮影でイスタンブールを訪問。エルサンは新作で、町から町へ旅するうさん臭い治療師"ファックバディ"を演じる。

全身タイツのヒーロー役に大喜びのタムタムだが、寄生虫の衣装をあてがわれる。エルサンは、ブルーボックス技術を駆使した未来のヒーローものを企画。

マントをまとったスーパーヒーローの物語は続く。エルマンは新聞記者のラーレと恋に落ちるが、父からソンギュルとの結婚を命じられてしまう。

興行成績が大コケし、悲惨な財政難に直面するエルサン。起死回生をかけて、視聴者の心に訴える新作"まだ足りない"の撮影に乗り出す。