mao

ユニコーンに乗ってのmaoのレビュー・感想・評価

ユニコーンに乗って(2022年製作のドラマ)
5.0
経済的な理由で大学に行くことができなかった佐奈は、誰もが平等に教育を受けることができる場所をつくるため、起業したいと考えていた。
忍び込んだ大学で功、次郎と出会い、羽田早智という起業家に背中を押されたことで、教育系のスタートアップ起業「ドリームポニー」を創設。
26歳の女性CEOとして話題にはなるものの、実力が足りないことに悩んでいた佐奈は、新入社員募集をする。
新しく加わったのは、地方銀行に26年務めていた48歳の小鳥と、素晴らしいプログラミング技術を持つ海斗だった。
佐奈たちは、すべての人が教育を受けられる場所をつくるため、ドリームポニーをユニコーン企業へと成長させるため、奮闘する。





以下ネタバレ含みます👐




今期は良いドラマが多いけど、特にユニコーンは後半ぼろぼろ泣けちゃった。

淡々としているので一見感情に乏しく見える上、なかなか胸の内を明かさない海斗があまりにも愛しくて、、
海斗の熱を描いた8話はもう号泣だった。

最初からお気に入りだったのだけど、8話以降は表情が少しず〜つ増えて、一挙一動が可愛くて可愛くて、最終話、小鳥さんのために走っておにぎりを買ってくる姿なんてもう、、ああ、、もう君のためになんでもしてやりたいよという気持ち、、

もちろん海斗以外の皆も、観れば観るほど愛着が湧いたから、終わるのがほんとうに寂しくて仕方がない。

お話にリアリティがないだとか、そのあたりはよく分からないのだけど、一生懸命な皆をわたしはとにかく毎週応援していた。

ただ、小鳥さんに関しては、なにか重い過去があるのかと思っていたらそうでもなくて、少し拍子抜け。
年長者として威張ることなく、知らないことは教わったり勉強したりして吸収していきながら、自分が持っている力は存分に発揮して、佐奈たちを助ける小鳥さん。
もう少し何かあってもいい気はした(悲しい目に遭っていてほしいわけではないのだけど)。

だけど、これまで誠実に、人のために生きてきた小鳥さんだからこそ、羽田親子と出会い、本来就きたかった職に触れることができたのは、それだけで大きな救いというか、ご褒美になったのかもしれないね。

途中、佐奈→小鳥さんがちょびっとだけ怪しくなったけど、ちゃんと功と結ばれたのでめちゃくちゃ嬉しかった〜!欲を言えば結婚して終わってほしかったけれども、、でも良かった!功が報われてほんとうに良かった。

次郎と恵実もまさかのカップルに!!!!

幸せいっぱい、希望いっぱいのラストをありがとう。


山添さんがちょっと、、そこで笑わせてくんのかいとは思った。
mao

mao