ドリンクバー侍

初恋の悪魔のドリンクバー侍のネタバレレビュー・内容・結末

初恋の悪魔(2022年製作のドラマ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

好きだったセリフ
「誰だって人を殺したいと思う動機はある。でも罪を犯さない。」
「目の前にいる人が今にも『あなた、変だよ。なんか気持ち悪い』。そう言い出すんじゃないかと思って、存在を消してしまいたくなる人がいるんだよ」
「負けてる人生は誰かを勝たせてる人生」
「僕以外の世界中の人は、摘木さんのことが好きなんだろうなって思うんだよ」「それは鹿浜さんが摘木さんのこと好きだっていう意味ですね」
「自分らしくいればいつかきっと未来の自分が褒めてくれる」
「幸せそうな人を見てどう思うかで自分が幸せかどうか決まる」
「言い返せなかったことって残るでしょ。シャツのシミみたいに残る。」「君が怒ってくれたからシャツのシミは消えた」
「途中でやめようとした話こそ1番したい話」
「人生でいちばんすてきなことは遠回りすることだよ」
「うざいうざい告白の安全地帯。相手にばっかり告白という危険行為を行わせて自分は危険の及ばないところで受け身になって恋愛の成果を得ようとする。うざいうざい」
「悪いことというのは、何も心配してない時に起きる。悪いことが起きるんじゃないかと思っている時は大抵何も起きない。つまり人間は心配してもしょうがない」
「根拠のない大丈夫は優しさで出来ている」
「風が気持ちいい日に家に帰っちゃだめだ。そんな夜は遠回りするんだよ」
「会えなくても、離れていない人はいる」
正直初恋の悪魔のミステリー要素は全くハマらなかったし、なんなら記憶ないレベルだけど、最終回の犯人が分かるシーンはハラハラしたわ。息子からのLINEの通知が鳴り止まないのも音で焦らせてくる感じあったし、雪松の息子役が菅田将暉の弟なんだけど、まじで菅田将暉すぎてなんかもはやそれに対しても焦ってきたわ。
あとさすが坂元裕二。刺さるセリフが多すぎる。大好き坂元裕二。別に見せ所とかじゃなくて、聞き流しちゃうくらいのテンションでさらっと胸にブッ刺さることセリフ言ってきやがる。本当にたくさん救ってくれる。
正直、摘木星砂の多重人格設定にあんまりハマれなくてそこまで感情移入できなかったけど、(てか正直このドラマ物語の内容自体そこまで面白かったわけじゃない)それにしても鹿浜さん辛えよ…切ねえよ…「元の生活に戻っただけだ」って言い聞かせる鹿浜さん………わかるその気持ち……星砂が「私は自転車の乗り方を練習していない。でも私は自転車に乗れる。それは、もう1人の自分(摘木さん)が練習したから乗れるんです。」って話した時「あなたはりんごの剥き方を知っていますか?知らないなら、僕があなたにりんごの皮剥きを教えてあげます」ってそんなことスッと言えちまう鹿浜さん……りんごの剥き方て……人に気を遣ってトイレでこっそり泣くような鹿浜さんが最後に星砂の前で泣きじゃくれて良かったよ…「あなたは素敵な人です」って、そんな言葉をもらえてよかった……
てかよぉ…馬淵もよぉ、鹿浜さんの気持ち考えろよ…居座ってんじゃねぇよノコノコとよぉ……鹿浜さんがどんな気持ちで……どんな気持ちで馬淵の隣にいる摘木さんを見てんのか考えたことあんのかよクソッ……でもさあ、あんなに煩わしいと思ってた馬淵と摘木さんが家からいなくなって鹿浜さん1人になった時、やけに静かすぎて色んなものが気に触る感じ、あーこの感覚わかるなあとはなった。結局、めんどくさいって感情には愛おしいも含まれてるってことなんだよ。純粋に嫌いでめんどくせえ奴もいるけど。てかこんなんも坂元裕二のセリフにあったよな…
あと鹿浜さんのチェリーかわいすぎんだろ…ちょいちょいちゃんと摘木さんにマイク向けてる感じとか愛おしすぎて涙出たわ。てか総じてカラオケのシーン良すぎ。あと小鳥さんなんもわかってない感じめっちゃ好き。
あと普通に仲野太賀好きすぎて涙出た。ノーセット仲野太賀沼すぎんだろやめてくれ。
あとあとFirstLoveしかり、満島ひかりはナポリタン似合いすぎた。満島ひかりにナポリタン食わせたいよなわかるの…ナポリタン観光大使に満島ひかり任命すべき。
あと曲かっけえ