このレビューはネタバレを含みます
サイコパスとソシオパスの違いとか、人の性格は遺伝か環境かとか、そういうこと言い出したらあれなんやけど「生まれつき猟奇的な人間はいない。仮にいたとしても僕たちはその理由を考えることを放棄してはならない。」というこの言葉はすごく好きで。
星砂から悠日へ向けた手紙
「私は今の自分が好きなのだ。
誰かさんに出会った自分が好きなのだ。
ハッピーなエンドなんていらね。
ほんのスプーン一杯くらいの思い出があればそれでいいのだ。」
すごく好き。なんというか、エンドにハッピーはなくて、ただ思い出までもハッピーでなくする必要はなく、大切にしていけたらいいよね。って。花束みたいな恋をしたを思い出した。
星砂から鈴之介への告白
「あなたに会えてよかったです。
あなたのこと好きになりました。
あなたはとても素敵な人です。
これからもあなたのことを想ってます。」
めちゃくちゃ泣いたシーン。
「人を好きになるということは傷をつくることだ。好きと痛みにさほど違いはない。」
坂元さん脚本のドラマがグサグサくる。
どの言葉も胸に刺さる。