バナバナ

ウェンズデー シーズン1のバナバナのレビュー・感想・評価

ウェンズデー シーズン1(2022年製作のドラマ)
5.0

Netflixの予告が面白かったので観出したら、あまりに面白くて8話一気見してしまいました。
監督がティム・バートンだったなんて、そりゃ面白い筈だわ。
(赤毛の寮監の先生はクリスティーナ・リッチが演じています)

あのアダムスファミリーの長女ウェンズデーが主人公です。
人間の学校で弟をいじめた奴らを半殺しの目に遭わせたので退学になったウェンズデーは、両親の母校ネヴァーモア・アカデミーに編入させられる。
しかし、ネヴァーモア・アカデミー周辺の森では、怪物らしき者に惨殺される事件が続いており、ウェンズデーが転校してきた後は、とうとう同級生もこの怪物に殺され、ウェンズデーが事件の真相を探ろうとする。

しかしこの学園には人狼族、人魚族、吸血族の子弟が入学していて、地元の町の人からは密かに“のけ者”と呼ばれており、
現在は、学園長が町長の選挙資金を援助して持ちつ持たれつの関係となり、学園の秘密を維持しているので、校長はウェンズデーが嗅ぎまわることを好しとしない。
という事なので、能力持っている子弟の学校なのに、学校の厳しさは普通の高校と変わらないので制約が多いです。

原作でもウェンズデーって母親と折り合い悪かったでしたっけ?
本作のウェンズデーは思春期のせいなのか、母親に管理されたくないとかなり反抗的。
ネヴァーモア・アカデミーは寮生活で、変身できない人狼族の娘イーニッドと同室になる。この子が目が大きくて、女子力高くてむっちゃかわいい!
しかしウェンズデーはアスペルガーの人みたいに人の気持ちが分からないところがあり、目的のためには、友情や彼女に好意を持ってる人を平気で利用するので、反発されたりもするのだが、イーニッドの友情が最後まで凄い。

それにハンド!
本当にただの“手”なんだけど、犬っころの様に忠誠心があるところがかわいい。また話せないので、手の感情や意思を伝えようとする仕草がむっちゃかわいかったです。

本当に怪物、犯人が誰なのか、怪しい人がいっぱい出てくるので全く分からない。
全体的には異形の者達は昔から差別され、虐げられる立場であり、歪んだ正義感を振り回す奴と戦う、という話でした。
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