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セックス・ピストルズのウニのネタバレレビュー・内容・結末

セックス・ピストルズ(2022年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から、マルコム・マクラレン出てきて爆上がり。混沌からキャッシュやん。ビビアンウエストウッドさんと夫婦だったんですか、へーです。既成概念や束縛からの自由をファッションと音楽とライブカルチャーでアートぽくブランディングしたのがこのお二人だったのか。

文字で読んでたパンクロック史みたいなのが、実写ドラマ化されてて、私得過ぎ。ロンドンのブティックSEXでほねほねTシャツ着てる店員のクリッシーハインドさん、ピテカントロプスエレクトスみある!(行ったことないけど。)クリッシーハインドさんって、プリテンダーズの?おお!素っ裸スケスケレインコートの店員さんも信念あってよいです。

ジョニーロットンさん、実は、甘々父母に愛され息子とか吹いた。最高!マルコムマクラレンが勝手につけた曲名にプリプリしてたのに、お母たまにマルコム案OK出しされて納得してるの可愛かった。カトリック信者、教養もあるし、ちゃんとしてるやん。ママのクッキーと紅茶飲めなくなるのを気にしてたのがカワユス!

そして、シド・ビシャスさんが生きてて、それだけでありがとうございました。シド&ナンシー地獄のカップルよかったです。ナンシーに出会うまでDT設定(!)シドの歌うマイウエイ、最高です。

アナーキーインザーUKで、何かが始まった自分としては、感謝しかありません。アナーキーインザUKはレゲエのドラミングだったとは。www
刑務所の慰問でアナーキーインザUK演奏したエピソード痺れました。ww

女王という伝統文化の形と枠、イギリスの不況といういかんともしがたい状況あってこそ輝くパンクロック。自由の国アメリカツアーで単なる大暴れの金儲けになって不毛感で解散というのが、へー。

ギターの方、ノーチェックでしたが、毒お父様からのトラウマを、ジョニーロットンさん他バンド仲間との家庭訪問で父親越えされてるシーンよかったです。
まさに、束縛を越えて行く力、パンクロック。
元気でたー!
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