なんとなく観始めたら独特の雰囲気に惹き込まれて、結局最終話まで観てしまった。
タイトルバックといい、映像の質感といい、ストーリーといい、実力派のキャスト陣といい、ドラマというよりも文学作品が原作の邦画を観ているような感覚でした。
(実際の原作は漫画のようですが)
和ぬかが歌うオープニングテーマも癖になって、未だに脳内ループしている…
今、こういう冴えない非モテ男性を演じさせたら渡辺大知くんがピカイチの俳優さんではなかろうか。
工藤遥ちゃんも「のぼる小寺さん」で観た時とは全く違う魔性の女感あって巧かった。
ただ、やっぱり連ドラで全5話は短いなぁ。
原作を読んでない私からするといまいちキャラクターたちの心理が掴みきれないままだったし、せめて8話くらいあったら、もう少しせりかちゃんのバックグラウンドやなっちゃんとのお話もわかりやすく掘り下げられたんじゃないかなぁと思うと、ちょっともったいない気も。
ラストもハッピーエンドと括るには若干不穏な空気が漂ってたし、その先も気になるなぁ…
