オカルト要素のあるコメディが観たいと思い、出会ったのが今作。
配信用に映画尺に編集されたものを見た。
正直なところあまり期待していなかったのだが、実際見てみるとかなり面白かった。
広告の打ち方こそJホラー的な湿っぽさを感じさせるし、撮影で使われる技術のいくつかは実際のホラーでも使われがちな技法が多く出る。
だが、その実、怖さという面は全くなく、心霊がらみの話ながらもお気楽である。
ストーリーとしては、食うに困った探偵の主人公が曰くつきの物件を不動産屋から紹介されてはその謎を解決するという、一話完結型のドラマ。
映画尺でも構成に大きな変更はないらしく、オムニバス映画のように進んでいく。
だがこの作品の最大の欠点は短過ぎることであろう。