チャッキー

ドライフラワー -七月の部屋-のチャッキーのレビュー・感想・評価

ドライフラワー -七月の部屋-(2021年製作のドラマ)
3.1
優里のヒット曲「ドライフラワー」と「かくれんぼ」の世界観をドラマ化。
1つの作品として観たときに好きな部分もあるし疑問符がつく部分もちらほら。
全3話で、それぞれの視点からカップルを描いた作品は沢山あるしそこに新鮮さはないし特に新しいことをしているわけではないが、坂東龍汰と北香那という魅力的な役者2人の芝居に惹き込まれる。

好きなだけではうまくいかない。
仕事というものが2人の関係を壊していくこの感じは土井さんの『花束みたいな恋をした』を必ず連想するし、結局相手の気持ちなんて分からなくてどれだけ相手を思いやれるかでしかないと思う。
最終話で坂東龍汰演じる薫のラストの台詞には納得がいかないし、多分きっとまた同じこと繰り返すんだろうなと。

この作品で坂東龍汰と北香那の注目度がぐっと上がったのは間違いない。