一気見終了。原作未読。
女の嫉妬や欲望の怖さを示しつつ、最後は家族愛を描くというミステリーと感動がごちゃ混ぜになった東野圭吾的作品。
「マイ・ブロークン・マリコ」で覚醒した永野芽郁の高い演技力が本作でも発揮された。特に声を張り上げて感情を露わにする演技は若手女優ではトップクラスだと感じる。
工藤阿須加も悪くなかった。最初はff16の主人公・クライヴみたいな雰囲気で演者さえも判明できない暗いキャラだったが、徐々に人間味を取り戻していく役を表情と声で巧みに表現していた。
「私の人生をちょっとチラ見しただけの奴らに批判されても気にする必要はない」（3話）
は良い台詞。たしかに自分の人生を一番分かってるのは自分ですからね。他人の目を気にしすぎる必要はありません。
