久しぶりに民放の連ドラで吉沢亮を見られるのが嬉しかった。
放送前、吉沢亮がこちらを見つめるだけのティザーのその目を見て、重くて悲しい展開は避けられないけど絶対にこのドラマは見ようと思った。
実際1話の一番最初から命を救えない展開で現実を突きつけられる。
きっと実際はもっと厳しい現場なのだろうと思う。
でも確かに成長していくしこちゃん先生と、一緒に働くPICUスタッフの人柄が好きで毎回欠かさずに見た。
以下ネタバレあり↓
圭吾くんのことと自分のお母さんのことが重なって自分を見失ってしまう回は本当に気持ちが沈んだ。
患者に本当のことを伝えるのが必ずしも正しいわけではないということを学んだしこちゃん先生の成長を、こんな形で実感するなんて…と。
だから結果的に圭吾くんが助かったのは本当に嬉しい。
でも欲を言えば、ハッピーエンドならなおさら、この一連のエピソードはもう少し時間をかけて描いてほしかった。
優里ちゃんと再会するシーンも見たかった。稲垣来泉ちゃんの演技も素晴らしかっただけに…
良質なドラマなのは間違いないので、終盤の詰め込んだ感だけが少し残念だった。
吉沢亮は本当に見る者を惹きつけるし、PICUの中で植野先生はもちろん、甲本雅裕さんが演じた麻酔科の先生がとても良いキャラで、その存在がかなり大きかった。
もしシリーズ化されるならまた見たい。
